メルカリが大幅の赤字決算!原因と倒産する可能性を分析し、今後の株価の予想

メルカリ【4385】が2019年6月期の決算で137億円と大幅な赤字となりました。

 

メルカリに興味がある方なら

  • 大幅な赤字決算でメルカリって大丈夫なの?
  • 赤字続きで倒産するのでは?
  • どうして赤字になっているの?

ということは気になるところですよね?

 

今回はメルカリの決算を分析し、

  • 赤字の原因と倒産する可能性
  • 今後の株価の予想について

を解説していきます。

 

メルカリが大幅の赤字決算!原因と倒産する可能性は?

メルカリが2019年8月8日発表した決算では赤字が137億円となりました。

前年度が70億円の赤字だったことを考慮すると2倍近くに拡大しており、倒産するのではないかと不安に思いますよね。

しかしながら、メルカリが倒産する可能性は現時点ではゼロに等しいです。

なぜ倒産する可能性がゼロに等しいのかと赤字の原因について詳しく見ていきます。

倒産する可能性が低いのは財務の健全性が高いから

メルカリは確かに大幅赤字だったものの、財務の健全性は高いため、倒産する可能性は低いです。

財務のポイントを具体的に見ていきます。

【単位:百万円】

2018年6月30日 2019年6月30日
自己資本比率 46.2% 31.1%
有利子負債倍率 53% 103%
総資産 111,752 163,685
流動負債 44,304 61,014
(うち預り金) 23,730 45,818
固定負債 18,956 51,447

まずメルカリは自己資本比率が31.1%あります。

一般的に40%以上あれば安全、30%以上あれば十分といわれているため、メルカリの財務状況は良いということになります。

破綻する企業というのは大体個々の数字が0%以下でマイナスになっていることが多いです。

つまりこの時点でメルカリが倒産する可能性はほぼゼロに等しいのです。

 

さらに有利子負債倍率は103%と悪くない数字です。

100%以下であれば健全といわれていますので、そんなに悪い状況ではありません。

 

1年以内に返さなければいけない負債である流動負債も610億円であり、そのうちの458億円がお客さんから預かっているお金であり、銀行からの借入ではありません。

 

銀行からの借入は1年以上の長期の借入なので、今後しばらくは大きな金額を返済することはないです。

 

企業というのはお金を返せなくて倒産するので、銀行からお金を返せ!という言われることがほとんどないメルカリの場合は倒産する可能性はゼロに等しいのです。

 

赤字の原因は積極攻勢によるもので、不安になる必要なし

メルカリの赤字の原因は主に下記の3つです。

  • 人件費の増加
  • アメリカ事業のキャンペーン費用の増加
  • メルぺイというスマホ決済事業の開発費用の増加

つまり業績が悪くなったための赤字というよりは今後の投資に必要なための赤字です。

企業として今後を伸ばしいくための赤字のため、全く心配する必要はありません。

 

実際に投資した結果も出てきています。

アメリカ事業の「Mercari」はMAU(1か月以上メルカリを利用する人)は200万人を超えて拡大傾向

です。

メルぺイ事業も2019年6月18日に登録者数が200万人を超えて、順調に増加傾向で、さらに「2019年7月QRコード決済の満足度」においても総合1位を獲得しています。

 

もし投資した事業に結果がついてこなければ問題なのですが、投資した事業にしっかり結果が出てますので、全く問題のない決算内容です

 

特にメルカリのような上場して間もない企業は赤字になることも少なくないので、特段メルカリだけ珍しいというわけではないので、全く心配する必要はありません。

今後の株価の予想について

メルカリの株価は今後上昇していく可能性が高いと考えられます。

理由は

  • 投資した戦略が上手くいっている
  • 近いうちに黒字決算になる可能性は極めて高い
  • 鹿島アントラーズの買収でさらなる収益向上に期待がもてる

という点です。

今はまだ企業として投資をして利益を増やしていこうという段階なので、利益は出ていませんが、着実に種はまけています。

 

この種が花を開くころには大きな利益が出ることは間違いないでしょう。

 

鹿島アントラーズを買収しさらなる収益向上に期待が

メルカリはJリーグの名門である鹿島アントラーズを買収しています。

メルカリ 鹿島アントラーズ

一般的にスポーツチームとインターネット企業というのは相性が良いです。

インターネット企業において重要なのは知名度と好感度であり、スポーツ球団を買収することで抜群に知名度があがるためです。

 

楽天やDeNAが野球球団を買収したのも、知名度向上というのが大きな理由です。

 

鹿島アントラーズの買収によってさらなる広告効果が見込まれ、ユーザー増加に期待が持てます。

さらにスポーツ球団というのは赤字経営のことが多いのですが、鹿島アントラーズは黒字経営です。

広告もできて、経営も黒字!良いことづくめの買収ですね。

 

メルカリの株価と株主優待まとめ

メルカリの株価や株主優待など投資情報は下記の通りです。

証券コード 4385
企業名 メルカリ
株価 2,951
配当利回り —%
時価総額 444,879百万円
株の購入価格 295,100
PER (連) —倍
PBR (連) 7.76倍
年初来高値 3,545円
年初来安値 1,784円

 

【株価】

2951円【令和01年08月08日時点】

最新の株価はこちら

【配当】

0円

【株主優待内容】

なし

【配当利回り】

0.00%

株価2年チャート

メルカリ 株価 2年チャート

メルカリの株価は上記の通り推移しています。

上場時が一番高く、それから下落傾向でしたが、2019年に入ってから持ち直しを見せています。

現在の株価は2951円【令和01年08月08日時点】です。

今後の株価上昇に期待したいですね。

株主優待について

メルカリは株主優待を贈呈していません。

株主優待を導入していない理由は赤字だからです。

今後黒字化になるまで株主優待を導入するのは考えにくいです。

しかしながら、株主優待とは相性が良い企業ですので、今後黒字化した後に「ECクーポン」「ポイント」などを導入する可能性は十分にありますね。

 

配当は0円で推移

配当は0円で推移しています。

利益が出ていないので、配当を出していないのは当たり前ですね。

今後黒字化するまで配当を出すことはまずないでしょう。

気長に待つ必要がありそうです。

 

MoneyCourt 編集部

MoneyCourt 編集部公認会計士・税理士

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MoneyCourt では、公認会計士・税理士資格を持つ、金融・投資知識が豊富なメンバーが、投資の基礎知識から金融投資のポイント、確定申告や節税などを初心者向けにわかりやすく解説しています。
【監修:ユニヴィスグループ( Univis Group )公認会計士・税理士】

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